副業でネットワークビジネスをするのは辞めた方がいいのか
こんにちは、藤田紘子です。
「コロナで収入が下がったから収入を補填できる副業はありませんか?」
というご相談をよくいただきます。
「成果報酬型営業」の案件についてはたくさんラインナップしているのでそちらをご紹介していますが
「ネットワークビジネスをするのはどうなの?」
ということについても気になる方がいると思うので今回みていきたいと思います。
私の意見としては
「ネットワークビジネス」だから「いい」とか「悪い」という話ではないと思っています。
そもそも成果報酬型営業も、連鎖していないだけで、「売れたら手数料をもらう」という点においては一緒です。
では、何が違うの?
ということについて、営業代行をしている立場から考えたことを整理してみようと思います。
ちなみに私は「ネットワークビジネス」だから「好き」「嫌い」という視点ではみたことがありません。
・どんな商材か/どんな会社か
・誰が売っているか
・どんな動きをしているか
の方がよっぽど大事だと考えています。
✔️本日の内容
・「成果報酬型営業代行」と「ネットワークビジネス」の違い
・「ネットワークビジネス」に関わっていい人、いけない人
・気をつけた方がいい「ネットワークビジネス」
・「ネットワークビジネス」をうまく取り入れるには
まずは成果報酬型営業代行との違い、からみていきましょう。
成果報酬型営業代行とネットワークビジネスの違い
どちらも「売ったら手数料をもらえる」という点においては一緒です。
ではなぜ、「ネットワークビジネス」は嫌われ易く、
「成果報酬型営業代行」だと何も言われないのでしょうか。
私の見解ですが、
「成果報酬型営業代行」は
・やっているのが「営業マン」である
・成果報酬型とはいえ、業務委託契約を結び、販売を許された人が営業をしている(ものもある)
この点が違うのかなと思っています。
「ネットワークビジネス」は
・「誰でもできる(やらせれもらえる)」
というのが特徴なので、「営業に慣れていない人が営業活動をする」という状態がすでにありました。
ただ、これからはそんなに違いはなくなってくるのではないかと思っています。
「副業で収益を補填したい」という方が増え、
営業マンでなくても「成果報酬型営業代行」を始める人が増えてきました。
要は「営業に慣れていない人が営業活動をする」という状態が
「成果報酬型営業代行」にも発生してきたと感じています。
「営業に慣れていない人が営業活動をする」ことによって生じがちなことは下記です。(全員ではないです)
・「押し売りになる」
・「誰にでも売ろうとする(ターゲットを選定しない)」
・「商品知識がない」
上記のような状態で無理やり話をするから、人から嫌がられたり、嫌われる、ということが発生します。
その影響で、世の中に「悪いイメージ」が広まったので「ネットワークビジネスが嫌い」な人も多数存在します。
要は「ネットワークビジネス」の形態や商材がどうこうのというより、
「今まだ関わってきた人の一部が」が印象を下げている、ということが言えると思います。
ネットワークビジネスに関わっていい人、いけない人
このような状況なので、
「人からどう思われるか気になってしょうがない」
という人はそもそも「ネットワークビジネス」はお勧めしません。
営業マンで言うと、
「自分が嫌われないように」ということばかり
気にする人は営業活動に向いていないということです。
営業の役割は
「お客様の課題やりたいことに対し、
自社の製品がどのように役に立つかを理解し、お客様に伝えること」です。
自分のことではなく、相手のことを考えるのです。
ベクトルは「外」です。
「ネットワークビジネス」をするにせよ、
大切なのは「伝えたら喜んでくれる人に、伝える」ということです。
それができているネットワーカーさんはお客様から喜ばれこそすれ、嫌われてはいないと思います。
逆に「ネットワークビジネス」(というか営業)をするべきでないのは以下のような人々です。
・自分のお金、自分の数字、に囚われてしまう
・誰にでも押し売りしようとする
・商品やお客様の状況に興味がない(売れればなんでもいい)
また、相手が「権利収入」ということに興味がないのに
「権利収入」推しをするネットワーカーも嫌われます。
「権利収入」であれば他のビジネスでも、もしくは「別のネットワークビジネス」でも得ることができます。
もっと商品やお客様の研究をした方がいいです。
気をつけた方がいい「ネットワークビジネス」
上記をクリアし、それでもその商材を取り扱いたいのであれば「ネットワークビジネス」もいいと思います。
基本的にネットワークビジネスのメリットは以下だと思っています。
・誰でも始められる
・店舗・在庫・ノルマがない
・在宅でもできる
つまり、リスクがない、という状態です。
リスクがなければ、誰かに押し売りする必要もないので
「役に立つ人を見つけて届ける」という真っ当な動きが可能になります。
逆に、以下の要素を感じたら、危険なのでやめておいた方がいいと思います。
・初期費用がかかる
・お金の話しかしない(商品への愛や理解がない)
・連鎖をやたら促してくる(自分の儲けのために)
特に、初期費用を用意するのに借金をするなんてもってのほかです。
どうせ借金をするなら、自分でビジネスを始めてしまった方がいいです。
そして「やったら絶対儲かります」はありません。
甘い言葉で騙されないようにしましょう。
「ネットワークビジネス」をうまく取り入れるには
いかがでしたか?
「ネットワークビジネスをやるなんて信じられない」と言う人もいますが、
それは別に気にしなくていいと思っています。
収入が減ったなら、「生活費を下げる」か「稼ぐ」しかありません。
生活費を下げたけれど足りないなら「稼ぐ」のは実に真っ当だと思います。
他人にとやかく言われることではありません。
そしてやるなら、「真っ当に」やるんです。
以下のようなことは意識したほうがいいでしょう。
・リスクゼロで始める
・自分が好きなもの、使っているものにする(自分もわからない難解なものには関わらない)
・自分の周りに安易に売ろうとしない(ニーズがある人へ提案する)
・相手に連鎖を押し付けない(買いたいだけの人もいる)
・変な人(お金のことしか考えられない人)を誘わない
そしていくらでも選択肢はあると思いますので、
・どんな商材か/どんな会社か
をきちんと調べて、ここぞと思うところの商材を扱うようにしましょう。
冒頭で「ネットワークビジネス」は「営業に慣れていない人が営業活動をしている」と書きましたが、
ここまで読んで、「営業(人にものを売る)とはどうゆうことか」について、少し伝わっていると嬉しいです。
そして売れるか売れないかに過去は関係ありません。
時間をかけてもいいので
「相手の役に立つ」という姿勢を忘れなければ、いずれ結果はついてくると思っています。
収入をあげようとする全ての方を応援しています。